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CIA職員、エドワード・スノーデン在米日本大使館を盗聴 [社会]

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米国家安全保障局(NSA)による情報監視問題で、英紙ガーディアン(電子版)は30日、

元中央情報局(CIA)職員のエドワード・スノーデン容疑者(30)が暴露したNSA内部文書に基づき、

米情報機関が在米日本大使館を含む38の大使館・代表部の通信を盗聴・傍受していたと報じました。

米情報機関の情報監視問題をめぐっては、欧州連合(EU)が標的になっていたと報じられ、

EU諸国が米国に説明を求めるなど、反発が強まっています。

同紙が伝えた2010年9月の秘密文書によれば、EU諸国のほか、同盟国の日本や韓国、

メキシコ、トルコ、インドも盗聴・情報監視の対象となっていました。

また、07年の文書は「ドロップマイアー」の暗号名で呼んでいた盗聴・情報収集の手法を説明しており、

通信機器に盗聴器を埋め込んだり、特別なアンテナを使って通信情報を収集したりなど、

具体的手法が記載されていたとのこと。




■エドワード・スノーデン

アメリカ合衆国の情報工学者。

中央情報局(CIA)及び国家安全保障局(NSA)の局員として、アメリカ政府による情報収集活動に関わった。

2013年6月に香港で複数の新聞社(ガーディアン、ワシントン・ポストおよびサウスチャイナ・モーニング・ポスト)

の取材やインタビューを受け、これらのメディアを通じてアメリカ国家安全保障局(NSA)による

個人情報収集の手口を告発したことで知られる(PRISM計画)。

2013年6月22日、米司法当局により逮捕命令が出され、

エクアドルなど第三国への亡命を検討しているとされる。


■スノーデン事件

2013年5月、スノーデンはハワイのオフィスで告発の根拠となった文書

(スノーデン自身のインタビューに先立って各紙で報道されたもの)をコピーした後、

病気の治療のために3週間の休暇が必要だ、と上司に伝えたうえで、同月20日香港へ渡航。

九龍尖沙咀のホテルにチェックインして以来、一時消息を絶った時期をはさんで、

上記のマスメディアのインタビューを受け、アメリカ政府によって個人情報が収集されているとして、

その手口とされる情報を発表した。

スノーデンはNSAは大手通信事業者、ベライゾン・ワイヤレスの加入者に関する通話情報を収集していた。

情報には、通話者双方の電話番号、端末の個体番号、通話に利用されたカード番号、通話時刻、

通話の所要時間、および基地局情報から割り出した通話者の位置情報が含まれる一方、

通話者の氏名や住所などの個人情報は含まれておらず、

通話内容に関しても記録・収集することは認められていなかったという。

更にアメリカ情報機関はコードネーム「PRISM(プリズム)」と名付けられた検閲システムによって、

電子メール、チャット、動画、写真、ファイル転送、ビデオ会議、登録情報など、

インターネットにおける情報を広範囲にわたって収集していた。

このシステムは、ハッカーのような方法をとらなくても、システムの基幹部から

1000にも上るコンピュータシステムに侵入することができる。

スノーデンによると、NSAは世界中で6万1000件以上のハッキングを行っており、

そのうち数百回以上が中国大陸と香港の政治、ビジネス、学術界を目標として行われ、

香港中文大学もターゲットの一つだったという。

中国へのハッキングは2009年以降に活発化したとした。


 
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